1月22日にこうのとりを載せたH2Bロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられました。
こうのとりは国際宇宙ステーションへの生活物資や研究用の部品などの補給をする無人補給機です。
これでH2Bと国産主力機H2Aの打ち明け回数は20回で成功率は95%になりました。
このロケット打ち上げ成功率は世界トップレベルで信頼性の面で世界へH2ロケットを売り込むのに重要な数字です。
当然諸外国の商業衛星の打ち上げの受注も考えているんでしょう。
将来的には補給だけでなく、国際宇宙ステーションからの物資の回収も考えているようで、地上に戻ってこれる補給機が作れると国産有人宇宙船にもつながってきます。
シャトル援護、宇宙基地に物資補給へ NASAも太鼓判 こうのとり打ち上げ成功
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110122/scn11012221040045-n1.htm
H2Bは国産主力ロケット「H2A」の増強型。H2Aと合わせた打ち上げ回数は20回となり、失敗はH2A6号機の1回だけ。成功率は95%に達し、商業衛星打ち上げ受注に不可欠な信頼性の高さを示した。
こうのとり2号機は約5・3トンの荷物を搭載。ISS日本実験棟「きぼう」に設置する2台の大型実験装置や今年5月ごろから長期滞在する古川聡さんの宇宙日本食、現在滞在中の米露欧の飛行士6人が使う日用品などを届ける。
ISS参加国の協定で、こうのとりは平成27年度まで年1基ずつの打ち上げが決定している。JAXAは早ければ29年度の打ち上げを目指し、無人帰還カプセルを搭載した改良型の開発を進めており、将来的には有人宇宙船開発につなげる構想もある。
スペースシャトルの計画が今年終了すると、国際宇宙ステーションへの物資の輸送はこうのとりが主になるようですから、これから打ち上げの回数を重ねて信頼性とロケット技術の開発を進めてもらいたい。
日本の国産有人宇宙飛行となればわくわくします。
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